
《衣》《食》《住》という3大要素は人が生活していく上で必要不可欠なものです。
その中の《衣》とは、世界中の人間の大部分は体を布や毛皮で囲うことを行う。それが衣服である。衣服の目的として、雨・風・紫外線・寒さといった気象条件から肉体を保護するためのものである。衣服は布で作られ、布地は糸で作られ、糸は繊維で作られます。繊維とは、動物の毛、植物などから得られる自然に伸びた、又は人工的に伸ばされた細くしなやかな凝集性のある紐状の素材のことである。
繊維は大きく分類すると天然繊維と化学繊維に分けられます。天然繊維には、綿・麻などの植物繊維、羊毛・カシミヤ・絹などの動物繊維等があります。化学繊維には天然繊維の性質をもった物質(木材パルプ等)を溶かして繊維に作り変えたレーヨンなどの再生繊維、石油、石炭などの有機質を原料にして合成した、ナイロン、ポリエステル、アクリルなどの合成繊維等があります。日本国内ではポリエステルに続きアクリル、レーヨン、ナイロンの順で多く生産されています。天然繊維は主に衣料、インテリアに使われているのに対し、化学繊維は衣料、インテリアのほか、約50%が産業用に使われています。
種子に生える種子毛のこと。綿の歴史は古く、紀元前2500年頃から衣料の原料として使われている。天然繊維の中では最も多く使われている。
一般的にさらっとした感触がありこれが涼感につながって夏物衣料に最適である。
羊毛。他の繊維に比べて最も保温性にすぐれ、最も吸湿性の大きな繊維であり、しなやかで風合いがよく暖かいという数々の特徴を持っている。
カシミヤ山羊の毛。柔軟で独特のぬめりがあり、保湿性に富む。織物ニットとともに最高級品として扱われている。
シルク。昔から繊維の中で最も美しいものとされており、蚕がさなぎになったとき、みずからを保護する目的で営んだマユから採取した繊維。
化学繊維の始まり。現在でも非常に多く生産されている。天然繊維化学繊維を通じて最も安い価格で得られることから、混紡用として広く活用されている。
最も強い繊維の一つである。伸度も大きく弾力性に富み、しわになりにくい。鮮やかな美しい色に染まるのは大きな特長である。
ナイロンと同じように最も強い繊維の一つであるが、大きな特徴として、製品にしたときに張り腰があることと耐久性がナイロン、アクリルなどよりはるかに高いことである。
羊毛に似た性質をもつ合成繊維。軽く柔らかく、湿感があり美しい色に染まる。冬物のセーターなどに多く使われる。
ゴムのように伸びるただ一つの弾性繊維で、ゴムに比べて老化しない、はるかに細い糸ができる、染色ができる、などの特徴を持っている。